冬至とは。クリスマスとの関係と柚子湯とかぼちゃの由来

こんにちは

ITサポート、WEBデザイナーの

masumiです

 

暦はお好きですか?

今のカレンダーは太陽暦ですが

明治までは日本でも太陰暦を使ってました

新月満月の願い事とか

月星座とか

月の満ち欠けにそって暮らすという

テーマを目にすることが増えました

手帳にも

新月、満月や月齢が

記載されているものが

増えましたよね

昔の暦に戻ってる印象があります

天文という観点でいうと

暦は理系ですが

暦の名称や伝統行事でみると

文系寄りにかんじます

理系ですが

名称や伝統行事、由来など

歴史が大好きです

冬至とは?

簡単に言うと

1年の中で

いちばん夜が長い日

です

 

同じ分類だと

夏至、春分、秋分があります

 

二十四節気のひとつ

二十四節気(にじゅうしせっき)とは

1年を春夏秋冬の4つにわけて

更にその中を6つに分けて

季節の変化を示す指標です

古代中国で作られた暦といわれています

 

冬至の誤解

冬至という漢字から

1年でいちばん寒い日

と勘違いされている方も

いらっしゃいます

これは間違い。

冬至とは

冬に至る太陽の見える時間

いちばん寒い日は

【大寒(だいかん)】といって

今の暦では1月後半の時期をさします

 

いちばん寒いのは

2月ってイメージあるので

納得です。

冬至ってどんな日?

1番夜が長い日

というのは古代の人にとって

どういう意味を持っていたか

 

夜が長い

つまり

日が短い

1年のうちで

もっとも太陽が弱っている日

と考えられてきました

太陽は生命の象徴ですので

冬至とはいいかえれば

死にもっとも近い日

なのです

 

この不安とおそれが

厄払いや

運気を呼び込む準備という

行事に繋がっていったんですね

 

死にいちばん近い日で

ありつつ

この日をさかいに

昼の時間は増えていく

つまり

太陽の力が増えていくため

折り返し地点として

考えられてきました

この考えが

「一陽来復(いちようらいふく)」

というものです

 

いちばん悪い日ということは

翌日からは

運気が上がるしかないわけで

リセット日であり

切り替え日でもありました

そのため

世界各地の古代文明では

この日が大晦日という暦もあります

冬至にすること

そもそも暦というのは

その時期に

しておくことがあって

時期をしっかり把握したいから

区切って名称をつけたわけです

二十四節気も

農作業にかかわることが

いくつもあります

 

その期間に

やっておこうと始めたことのうち

スタンダードとして

多くの人に受け入れられたことが

伝統行事として

根付いていくと思っています

 

なぜ柚子湯に入るのか

柚子には邪気を払うという

俗説があります

さわやかな香りと

冬の日が短い間に

太陽を思わせる

鮮やかな黄色が

いいんでしょう

橘も縁起がいいっていいますもんね

 

邪気を払う柚子を入れた湯に入る

これはみそぎです。

翌日からの

運気をよびこむために

厄払いのみそぎと考えられています

柚子湯の起源は

よくわかっていませんが

江戸時代の銭湯では

「催し湯」として

柚子湯があったそうです

 

邪気を払う、

ということから

冬至に柚子湯に入ると

風邪をひかずに

年越しができる

いわれてますが

これ、今の感覚だと

ふーん

で通り過ぎちゃいますよね

でも

江戸時代とか

もっと前とかであれば

冬にひく風邪って

命にかかわる人も多くいたわけです

誰もが医者にかかったり

薬が飲めたり

栄養がいきとどいた生活を

してるわけじゃないから

であれば

柚子湯がひろまったのも

納得しちゃいませんか?

冬至に食べるもの

かぼちゃが有名ですが

だじゃれのように

「ん」がつく食べ物を

食べると

運気が呼び込まれる

といわれています

 

かぼちゃを食べる由来

「ん」のつく食べ物をたべて

運気を呼び込む!

といっても

かぼちゃには「ん」がない

とおもいましたよね

かぼちゃは漢字でかくと

南瓜

音読みすると「なんきん

「ん」がふたつつく

運気倍増の食べ物とされてました

しかも栄養価もたかいし

濃い黄色をしています

運気といえば黄色

のイメージもありますし

太陽といえば黄色ですよね

ほかにも冬の七種といわれる

「ん」のつく食べ物があります

 

冬至の七種(とうじのななくさ)

至の七種をご紹介

「ん」がふたつつく

運気を呼ぶ食べ物です♪

南京:なんきん(かぼちゃ)

人参:にんじん

銀杏:ぎんなん

蓮根:れんこん

寒天:かんてん

金環:きんかん

饂飩:うんどん(うどん)

世界の冬至

二十四節気は

古代中国で生まれた暦なので

日本や

韓国など

中国の影響を大きく受けた

アジアの国々では

それぞれに冬至の行事が

あります

アジアの冬至

韓国では小豆粥を食べるのが

一般的だそうです

冬至の小豆粥は

日本では「冬至粥」ともいわれます

小豆はお祝い事のときに

赤飯をたくように

小豆の赤い色には

厄払いと運気を呼び込む

ちからがあると考えらえてきたんですね

 

北欧では「ユール」というお祭りがあります

キリスト教が伝来する前から

続くゲルマン民族の祝祭です

アベンジャーズで認知度の上がった

トール(マイティソー)の仲間

北欧神話の豊穣神フレイ、

死の神オーディンへいけにえを捧げる

豊穣祭だったそうです

北欧ですから

冬至の時期には

日中でもまったく日が昇らない

「極夜」の現象がおきます

この期間に「ユールログ」といわれる

木の枝をもやして

太陽がふたたび現れるのを

いのる儀式をおこなうそうです

 

漫画だと

魔法使いの嫁に

ヨーロッパの古い神話や

まじないが出てきて面白いです

興味のある方は是非どうぞ

 

クリスマスと冬至

さて、クリスマスと冬至にも関係があります

クリスマスといえば

サンタクロース!

ではなく

イエスキリストの生誕祭って

おもってませんか?

 

キリストの誕生日はいつ?

12月25日

クリスマスはイエス・キリストの誕生日

そう思ってる人もたくさんいると思う

でも裏付ける資料は一切ない

というか

そもそも生まれが貴人でない人の

誕生日が個別に記録されるのは

近代になってから

日本でも明治時代から。

それまでは

誰でも新年にひとつ年をとった

それくらいの感じ

だから

大工の息子として誕生した

イエス・キリストの誕生日って

記録されてなくて当然

ちなみに誕生日を設定しようとしたのは

4世紀のこと。

300年以上前に生まれた

大工の息子の誕生日、調べたところで

記録してない時代にわかるはずがない

 

なんでキリストの誕生日を決めたの?

4世紀になって

なんでイエス・キリストの誕生日を

明確にしようとしたかといえば

これは宗教的な理由によるもの。

簡単に言うと

イエス・キリストはいつから神の子だったのか

って話なんだけど

生まれたときから神の子説っていうのと

洗礼を受けた後から神の子説っていうのが

あったらしい

それが4世紀にニケイヤ会議っていうので

生まれたときから神の子という考えを

正統派とするよ!って決めたのね

そうすると

キリストが生まれた日は

神様が地上に現れた

めっちゃ重要な日になったんですね

 

12月25日が誕生日に選ばれたのか!

誕生日は決めなきゃいけない

でもなんの資料もないし

300年も前のこと。

じゃぁどこにする?っていったときに

キリスト教はもっとも影響力のある日を

1年のなかから選んだ

当時ローマ帝国内で

広く信仰されていたミトラ教の

当時のお祭りの主祭日を誕生日に設定

多くの人がもともとお祭りとして

認識していた12月25日に

プラスアルファでのせたのね

で、

冬至って

夜が一番長い日で

そこからどんどん昼時間が長くなっていく

良い方にのぼっていく時期

イエス・キリストの誕生によって

これからよくなるよ~って

時期を選んだっていわれてる

暦や宗教って

時代を重ねて残っているには理由がある

こういうのも

ビジネス考えるときに知ってると

結構面白いって思いません?

 

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岩下 ますみ

40代で出産後、フリーランスとして働きはじめた高齢育児中ママ。 元SE。PC苦手とは言わせない!この先起業で困らないですむPCスキル講座を開催。3か月で自分で運用できるWEBサイト作成講座が人気。人生は感謝も幸せもいっぱい、大人になるのが楽しいと娘に伝えたい

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